幼稚園、コロナ禍の運動会にほっこり
上の子が年少さんのときは、障害物競走でスタートラインに立ったとき
「Yくん、がんばれ~!」というおばあちゃんの声に気を取られ、
みんなに大きく出遅れたっけ。
そのあと、障害物の跳び箱を乗り越えるときにも、
「Yくん、行け行け~!」という声に気づいて立ち止まり、
パパの姿をキョロキョロ探してさらに遅れ、堂々のビリでゴール。
今年、下の子の運動会はコロナ禍で、家族の観覧は一人だけ。
応援の大きな声も出せないから、わが子がキョロキョロ声の主を探して出遅れる心配もない。
ちょっと寂しい気がしたけれど、子どもたちにはあまり関係ないみたい。
大きく手を振り行進する子、お遊戯はりきってる子、空を見てボ~っと立ち止まってる子。
今の瞬間を、それぞれの個性で精一杯過ごしている姿を見て、
思わずほっこり、心が温かくなった。