子どもの興味に寄り添う、パパのふれあいにほっこり
朝、駅に向かって歩いていると、3歳くらいの娘さんとお父さんが、しゃがんで側溝をのぞいていた。
「あ、いるね~」「ほんとだ~!」などと話している。
何がいるんだろう?と思いながら横を通り過ぎると、見終わって後ろから歩いてくる二人の会話が聞こえてきた。
「赤ちゃんいっぱいいたね! でも、お母さんがいないと寂しいよね~」と娘さん。
するとお父さんは、「隣にお母さんいたよ」と答えた。
娘さんは、「よかった~!」と喜んでいる。
なんていい会話なんだろう!と感動していると、横を通りすぎるときにお父さんと目が合った。
「何がいたんですか?」と聞いてみると、「カタツムリの赤ちゃんがいっぱいいたんです」とお父さん。
娘さんは虫にとても興味があるらしく、植木を指さして「あれ、バラだよね! ここにテントウムシがいたの。でもいなくなちゃった~」などと生き物の話を嬉しそうに話してくれる。
なんて感性の豊かなお子さんだろう。
お父さんに、「お父さんもすばらしいですね。お子さんの興味に沿ってあげるって、大事ですよね」と伝えて、手を振った。
ステキな親子に出会えた朝。ほっこり温かい気持ちで出社した。