【講演会】子育てと家族のあり方~デジタル世代の「困った」誰に聞く!?

開催日:2014年9月3日(水)9:30開場 10:00開演~12:30終了
開場:名古屋市中村文化小劇場

2014年9月3日(水)、愛知県名古屋市中村文化小劇場において、文部科学省、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、公益財団法人日本ユニセフ協会のご後援をいただき、家庭教育公開講演会を開催いたしました。

名古屋市は日本のほぼ真ん中に位置し、全国3位の人口を有する政令指定都市です。名古屋駅周辺では、リニア中央新幹線開業に向けて大規模な変化を迎えています。携帯機器やパソコンの普及により、低年齢の子どもにも多くの情報がさらされているデジタル時代において、親子や家族のふれあいの重要性に改めて気づいて欲しいという地元の方々の願いにより、今回の開催に至りました。講演会当日は、父母・祖父母の方々や教育に関心を持っている方々など、おかげさまで320人ものご来場をいただきました。会場の中村文化小劇場周辺には、豊国神社や公園もあって、自転車でのご来場やお子様連れでのご参加も多く、キッズルームもにぎやかでした。

photo-2014nagoya01.jpg講演に先立ち、名古屋市在住の牧春美さんが、家庭教育を学んで実践されたことを発表。それを聞いた皆さまが深く頷き共感している姿は、とても印象的でした。
次いで、当研究所講師の中西孝枝が、『子育てと家族のあり方~デジタル世代の「困った」誰に聞く!?』というテーマのもと、情報社会に翻弄されない家族のあり方を講演。そして、初代所長・小林謙策の願いを込めて、子どもの成長発達に添った家庭教育とは何かを、具体的に例をあげて紹介しました。

ご来賓の豊国神社・近藤宮司様はご挨拶の中で、「神社に遊びに来ていた親子連れの様子から、家庭教育がいかに大切かを感じました」と話してくださいました。今回の家庭教育講演会を機縁として、参加された名古屋の皆さまが、地元のニーズに応えながら「子どもに学ぶ家庭教育」の普及と推進を続けてくださることを強く感じました。
最後に、開催に向けてご尽力くださいました"はぴねすマミークラブ"をはじめとする関係者の皆さま、ご参加いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

参加者の声

親の姿がとても重要で大切だと思い知らされ、改めて自分の行動にもっと気をつけるように心がけようと思いました。とても良いお話でした。(40代女性)

体験談や拝、素直な心、感謝の心、許す心が直接いろんな方のお話で、感銘しました。毎日仕事と家庭の両立で心の余裕がなくなりがちですが、やれることを一つずつやっていきます。(40代女性)

来年、上の子が小学校入学にあたり、「あれも覚えさせなくちゃ」「これもまだ出来ない」「これも」と焦って、脅育、凶育ばかりだったと反省しました。子どもの心に寄り添って、長い目で共育したいと思いました。(30代女性)

photo-2014nagoya02.jpg久しぶりにお話を聞かせて戴きました。日頃、子どもの世話に追われ、子どものふれあい、接し方に疑問を感じること無くすごしてきた気がします。今日の講演でハッとすること、日頃の自分を振り返ることができ、少し落ち着いて考えることができました。(30代女性)

今の子どもはスマホで何でもやってしまうので、色々、こちらから聞き出さないと交友関係なんか全然分からない状況です。ゲームもやりたい放題で困ります。(50代女性)

(2014年10月10日更新)

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