【講座】心に響くほめ方叱り方
開催日:2017年7月30日(日)
会場:中野サンプラザ 11Fブロッサムルーム
平成29年7月30日(日)東京都、中野サンプラザ 11Fブロッサムルームにおいて、第29回家庭教育公開講座を開催。「心に響くほめ方叱り方」のテーマのもと、当研究所の黒田育世・佐藤カヨが講師を務めました。
開催にあたりましては、文部科学省、東京都教育委員会、公益財団法人日本ユニセフ協会のご後援を頂き、誠にありがとうございました。
研修を通して、「ほめる」「叱る」の目的は、子どもが自分で考え、善悪良否を正しく判断して行動できる人間に育てるため、すなわち社会生活に適応できる生活上の習慣を身につけさせるために必要であることをお伝えしました。
また、成長発達段階にそった「能力を伸ばすほめ方」、「人間性を育てる叱り方」として、具体的な事例を通し、親が、人のため社会のために貢献できる子どもに育てるという志を持つことが大切であること。そしてそれに向かって歩み続けるふれ合いが、子どもの自信につながり、自己肯定感の高い、自分の能力を発揮できる子どもになることを学び合いました。
今年で29回目を迎えたこの講座が、益々地域に広がり、青少年育成への一助となっていくことを願わずにはいられません。開催にあたりご協力ご尽力くださいました皆様に心より御礼申し上げます。
参加者アンケートより
・「どんなことがあっても、お父さん・お母さんはあなたの味方だよ!」 そういう心をもつ母になれるよう、今日からまた努力したいと思います。(40代)
・家庭教育を学びながら子育てをしました。たくさんの失敗もしましたが、温かいよき人柄に育ってくれた子ども達に心から感謝しています。
「人のため、社会のためになる人となれ」
私は、少々言い足りなかったかなと反省しています。今からでも社会で貢献できるよう願いを込めて伝えていきたいと思います。(50代)
・今回、自分が子ども達の保育をする上で、大切なほめ方・叱り方を学びたいと思って参加させていただきました。子どもの心に響く言葉のかけ方とは、どういうものか、とても勉強になりました。それと同時に、保護者のお母さん方がどんなことに悩み、心をくだいているのかも垣間見ることができたような気がします。保育士として、子どもの心に寄り添う保育については勉強してきたつもりでいましたが、お母さん方の不安な気持ちにも寄り添って、共に悩み、共感し、一緒に考え合っていくことを、今後大切にしていきたいと思いました。(30代)
・心に響くとは、今現在そのままを認めていくこと。子ども、家族だけでなく、人との関わり合いすべてに通じることと、学ばせていただきました。(50代)
(2017年10月11日更新)