【公開講演会】「親の見方で輝く 子どもの個性」急がない 比べない 楽しい子育て

開催日:2018年11月23日(金)
会場:日本橋社会教育会館

 

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2018年11月23日(金)日本橋社会教育会館8階ホールにて、文部科学省・東京都教育委員会・中央区教育委員会・中央区PTA連合会・千代田区教育委員会・千代田明るい社会づくりの会・公益財団法人日本ユニセフ協会のご後援をいただき、家庭教育公開講演会を開催いたしました。

 

中央区は、共催の中央ふた葉家庭教育研究所が27年間、行政・学校PTA・地域の皆さまのご支援のもと、東京家庭教育研究所の「子どもに学ぶ家庭教育」を伝え続けている地域です。
講演に先立ち来賓を代表し、中央区教育長 平林治樹様より家庭教育に対する期待のご挨拶を頂きました。

 

 

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次に、都内在住の母親が家庭教育を学んで実践し気付いたことを発表しました。
その後『「親の見方で輝く 子どもの個性」急がない 比べない 楽しい子育て』というテーマで、青木益美講師が講演。はじめに小林謙策初代所長の遺稿より「一人でも多くの子どもさんお母さんが幸せになっていただきたい」という願いのもと、家庭教育を伝え続け現在に至っていること。つぎに実践発表者のお話しを受けて、子どもにとって何が困ることなのか、何が苦手なのか、何がうれしい事なのかを子どもと丁寧にふれあいながら、子どもの特徴を学ぶことで、その子の個性を生かすことができると伝えました。

さらにその個性を人のため社会のために行動に移すには、家庭のふれあいの中で子どもの自尊心を育てる事が土台になることを確認し合いました。自尊感情は反抗現象を通して発達していくことや、反抗と見えることが成長と認め、受け入れていくこと。そして子どもと向き合いぶつかり合いながら、親子の絆を深めていくことが大切と学び合いました。最後に子どもの自尊心を育てるために、まずは親である私が社会にとっても家族にとってもかけがえのない存在であることを自覚して日常生活を送ることが大切と語りました。

 

 

講演会開催にあたり、共催の中央ふた葉家庭教育研究所はじめ、ご後援またご協力くださいました各方面の皆さまにお礼申し上げると共に、これからも家庭教育の普及発展にご尽力をお願いいたします。

 

参加者アンケートより

 

・ついつい子どもに求めすぎたり期待してしまう時があるけれど、それより、頑張っていることをほめてやることが大切だと思いました。(30代女性)

 

・3歳児のイヤイヤについ怒ってしまうことに悩んでいましたが、今日伺った「心は共感、行動はNO」を実践してみたいと思います。(30代女性)

 

(2018年12月17日更新)

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