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96.遊びの輪に入れない子どもが心配

Q.幼児期の子どもを持つ母親です。せっかく遊びに来たのに、周りの子と遊ばず、親に甘えてきて離れないことがあります。どう接すれば良いのでしょうか。

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A.お子さんの成長を願いながら心配するお母さんの優しい心が伝わってきます。親はどの子も積極的に遊ばせたいと願います。しかし、子どもの遊びには段階があります。
はじめは、そばでじっと見ている「傍観遊び」です。見ているだけで、その子も一緒に遊んでいます。子どもが親から離れられないのは特別なことではありません。「遊びたいな」と思いながらも、一番の拠り所であるお母さんのそばが一番安心していられるのですから、無理に仲間に入れようとしない方が良いでしょう。子どもによっては、お友達の遊んでいる様子を見て、いつの間にかその中に入って行くこともあります。
もう少し成長すると、「平行遊び」ができるようになります。同じ場所で遊んでいても、一人はゲームをしたり、一人は絵本を読んだり、一人はブロックで遊ぶというように、別々の遊びをしながらも心の中は周りの子ども達と一緒に遊んでいるということです。本格的な遊びに入る準備段階を経て、「けんか遊び」「連合遊び」「協力遊び」へと変化していきます。
手や口を出さず、優しく見守ってあげることが大切です。たまには、けんかやぶつかり合いをしますが、けんかも子どもの世界ではりっぱな遊びです。親は「いじめないのよ」と注意するのではなく、「仲良く遊んでね」と優しい笑顔で接してほしいと思います。子どもは、お母さんが見ていてくれると知ることで安心感を得て、やがて積極的にほかの子ども達と遊ぶことができるようになるでしょう。

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