パパの手に愛があふれる朝の一コマ
2才くらいの男の子が、キュッキュッキュッと靴を鳴らしながら、スーツ姿のパパと手をつないで歩いていた。
微笑ましく見ていると、その男の子がふと、パパの手を振り払った。
パパは慌てて男の子の手をつかもうとしたけれど、「僕は一人で大丈夫だよ!」と言わんばかりに、男の子は再びパパの手を振り払って歩き出す。
心配そうなパパをよそに、今度は横を走る車に気を取られ、急に立ち止まる男の子。
するとパパは、「〇〇くん、あともうちょっとだよ。頑張って! あっ、ほらバスが来たよ!」と言いながら、すっと小さな手をにぎって歩き出した。
きっと、出勤前に子どもを保育園に送っていくところなのだろう。
お父さん頑張っているなぁ…、とほっこりした瞬間だった。