【公開講演会】「大丈夫!気づいた時が出発点」~みんなもってるやる気スイッチ~

開催日:2017年12月4日(月)
会場:水戸市総合教育研究所 視聴覚ホール

 

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2017年12月4日(月)茨城県、水戸市総合教育研究所にて、子育てネットワーク 愛・ポートみと、茨城県中央ブロック明るい社会づくり運動連絡協議会共催、文部科学省、水戸市教育委員会、ひたちなか市教育委員会、笠間市教育委員会、株式会社茨城新聞社、株式会社茨城放送、水戸ブロック明るい社会づくりの会、ひたちなか明るい社会づくりの会、那珂明るい社会づくりの会、笠間ブロック明るい社会づくりの会、大洗明るい社会づくりの会、奥久慈明るい社会づくりの会、公益財団法人日本ユニセフ協会のご後援をいただき、家庭教育公開講演会を開催いたしました。

水戸市は、茨城県の中部に位置する県庁所在地で、江戸時代から、経済、文化の中心地として発展を遂げてきました。水戸黄門(徳川光圀)や梅の名園「偕楽園」でも知られる歴史文化遺産が数多く残る地域で、特産品の納豆も「水戸納豆」として親しまれています。

 

 

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当日は、オープニングでブライダルプレイヤーとして活躍されている宮本光代さんによるピアノ演奏を披露していただき、会場全体がやさしい雰囲気に包まれた中、水戸市在住の母親による実践発表がありました。

 

 

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その後『大丈夫!気づいた時が出発点~みんなもってるやる気スイッチ~』というテーマで佐藤カヨ講師が講演。今の日本は豊かで物があふれているが、子どもの目の輝きがない?子どものやる気はどうか?という問いかけにはじまり、人間は誰でも努力をしたいというやる気をもって生れてきています。そのやる気を育てるには、毎日生活する中でふれあう親の生活態度や姿でしかできないと言及し、日常生活の中のふれあいとして、肌の触れ合い、言葉の触れ合い、心の触れ合いを、子どもの成長発達の特徴とともに具体的な事例をまじえて講演いたしました。

講演中にぐずるお子さんに、佐藤講師が直接演台から話しかけ子どもの思いによりそった時、泣きやみ、参加者全員が実際のふれあい方を学ぶことができました。

 

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来賓挨拶では、前水戸市教育長の鯨岡武くじらおか たけしさまより、「これからこの地に子どもに学ぶ家庭教育を広めていくことが重要」とお話しいただきました。 今回、開催に向けてご尽力くださいました、子育てネットワーク“愛・ポートみと”をはじめとする関係者の皆様ならびにご参加くださいました皆様に心より感謝申し上げます。

 

 

参加者アンケートより

 

・昨年5月、今年9月に年子で出産し、一人目がいまだに夜泣きをし、何がいけないのか、何がそんなに泣くことがあるのか、私も泣きながらあやす時もあるくらいです。でも寝顔を見てイライラしてしまった気持ち、親としてのふがいなさ、キャパの狭さに“ごめんね”という気持ちでいっぱいで涙がこぼれます。(中略)子どもの目線、寄り添える時間をしっかりつくることを心がけたいと思います。(20代女性)

 

・話を聞いて私だけじゃないんだと思いました。今日は子どもと一緒に参加させていただきました。「あーママだ」「ママやってる、言ってる」と言われてしまいました。反省しながら「聞く」「聴く」「訊く」を思い出して生活の中に入れていきたいと思います。(30代・女性)

 

・家に帰ったら、たくさん子どもをほめて、主人に感謝します。家族にも、物事にも良いところを見つけて、自分で幸せをつくって家族にも伝わるようにしたいです。(40代・女性)

 

(2017年12月28日更新)

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