【講座】みつめてみよう!私の子育て ~子どもに学ぶ家庭教育~
開催日:2014年7月6日
会場:くわなメディアライヴ
2014年7月6日(日)、三重県桑名市くわなメディアライヴにおいて、文部科学省、桑名市教育委員会、桑名市PTA連合会、中日新聞社 公益財団法人日本ユニセフ協会のご後援のもと、家庭教育公開講座が開催されました。また、桑員家庭教育研究所「ハーモニー21」との共催は今回初めてでした。子育て真最中のお母さん、青少年育成に関わる方々、お父さんも多く受講され、お陰さまで120名のご参加をいただきました。
研修では、講師の佐藤カヨが、「みつめてみよう!私の子育て~子どもに学ぶ家庭教育~」というテーマのもと、「一人でも多くのお子さんに幸せになってほしい」という初代所長小林謙策の願いを伝え、「子どもに学ぶとは今の子どもの実態を知り、より良い親子関係を築き、その子どものもつ能力を引き出し支えて伸ばすことです」と、具体的な事例を交えて、家庭教育の重要性を熱く語りました。
研修後に行われたグループでの話し合いは、時間が足りないほど活発で真剣そのものでした。その後の質疑応答では、子どもではなく、親としての自分の姿勢を問う質問が多く出ました。
最後に、二平所長より修了証書が手渡され閉講しました。講師と参加者が一体となり、笑顔と涙のあふれる充実した研修に、家庭教育普及に向けてそれぞれが士気を高めました。受講生からは、「ぜひまた開催してほしい」という希望の声がたくさん聞かれました。地元の皆さまには、当日の会場設営や案内等、多大なるご協力とご尽力をいただき、誠にありがとうございました。
青少年育成に対する皆さまの努力と熱意が益々この地に広まっていくことを願っております。
参加者の声
家庭教育の勉強をする中で、いつも「がまんする心」が大切なことを教えて頂きます。
物がありふれて、私も、子どもたちにこれが欲しいと言われたら、買えないこともないけど、今 買ってもいいものか?と悩むことがあります。お店で駄々をこねられて周りの目が気になりつつも時間を稼いで、お互いに がまんの心 を育てることは良いことだと、改めて思いました。共感しながら子どもと触れ合いをしていこうと思います。(清須市・30代女性)
我が家は母子家庭で、頼れる両親もいないので、本を読んだり、スクールカウセラーの先生にお聞きしたりしていました。実践はなかなか難しいですが、今日学んだ事を心に留めておくだけで、子どもとの関わり方が違ってくると思いました。
今日もこの会場で子どもは待っていてくれます。待っていてくれてありがとうと言いたいです。(一宮市・40代女性)
出来ない事を叱るのではなく、出来ているところをほめてあげたいと思いました。
子どもの姿は、親の心の姿で親は人生のモデルです。百のことばより、一つの実行である事をひしひしと教えていただきました。夫婦仲良く、日々過ごして行きたいと思いました。(30代・女性)
絶対的比較を学んで、その子の以前と今現在を比較する事が大事と教えていただいたら、困った息子と思っていた事が、今頑張っている息子だと、見ることができました。(60代・女性)
子育ても、もう終わりと実感していた感があり、家庭教育は必要ないのでは? と思っていましたが、子供がいくつになっても親としての心配が絶えません。
子どもを成長させたいと思う気持ちが強く、押し付け教育をしてきた事を反省しました。これからは、自分自身も成長していく共育をしていきたいです。(いなべ市・40代女性)
スマホ・パソコンを子どもが使うようになり、生活の大部分がネットの生活になりつつある子どもを、どうすればよいのか悩んでいます。今回の講座はとてもわかりやすく、楽しかったです。是非、また参加したいとおもいます。(桑名市・40代女性)
(2014年8月6日更新)