【公開講演会】みつめてみよう!私の子育て パパ・ママ・祖父・祖母の役割は?
開催日:2019年6月9日(日)
会場:緑ヶ丘文化会館 第3研修室
2019年6月9日(日)緑が丘文化会館にて、文部科学省・東京都教育委員会・目黒区・目黒区教育委員会・公益財団法人日本ユニセフ協会のご後援をいただき、家庭教育公開講演会を開催いたしました。
目黒区は、東京都23区の南西部に位置し、主に住宅地として発展してきました。4つの川が流れ、なかでも目黒川の両岸の桜は美しく、地域の人の心を和ませています。また、落語「目黒のさんま」にちなんだ「目黒のさんままつり」は全国的にも有名なお祭りとなって賑わいをみせています。
講演会のオープニングでは、船水桂子さんが素敵な歌声を披露してくださり、会場が温かい雰囲気に包まれました。続いて、都内在住で子育て真最中のママさんが、家庭教育を学んで実践し気づいたことを発表しました。
その後「みつめてみよう!私の子育て パパ・ママ・祖父・祖母の役割は?」をテーマに青木益美が講演をしました。「子育てで知っておきたいこと」として、「①子どもは努力を命として生まれてきている。②子どもは皆、どの子でも人の役に立ちたいという気持ちを持っている。③子どもは、自分で問題を解決する能力を持っている。この3つを信じて認めて引き出してあげるのが親の役割です。」とテーマの主題を語りました。
そのうえで、では実際に子どもの成長・発達に応じてどのように子どもと触れ合ったらよいかを、具体的な事例をあげながら話し、パパ・ママ・祖父・祖母それぞれの立場から触れ合いのポイントを伝えました。そして子どもと向き合いぶつかり合いながら、親子の絆を深めていくことが大切と語りました。
講演後には、目黒区長の青木英二様よりご挨拶を頂き、地域全体で子育てを支援している現状と、「明るい社会は家庭から」と家庭教育に対する期待のこもったお言葉をいただきました。
講演会開催にあたり、共催の目黒明るい社会づくりの会をはじめ、ご後援またご協力くださいました各方面の皆さま方に、心より感謝申し上げます。
参加者アンケートより
・完璧じゃなくてもよい。もし、子どもに対して感情で怒ったら謝ることが大事。確かに!と思いました。私も時々謝ると「いいよ」と6歳の子どもが許してくれます。子どもですが一人の人間です。一人の人間として尊重していきます。(40代女性)
・心の土台をつくることがとても大事だと実感しました。普段ほめることよりもダメなところをつい感情的に強く怒ってしまいます。子どもに自信をつけさせることがなかなかできないことを反省して、いいところを伸ばしてあげる子育てを実践していきたいと思いました。(40代女性)
・子どもの成長には心の栄養が一番大切だということが分かりました。言葉が話せない幼児でもお母さんのにおいや気持ちが分かっていて、きちんと伝えてあげることが必要なのだと思いました。まだ子どもはいませんが、もし子どもを授かることができたら、今回学んだことを思い出し、実践していけたらいいなと思います。(30代女性)
(2019年7月5日更新)