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94.勉強が好きな5歳の娘について

Q.5歳の一人っ子の娘は、勉強に興味があるようです。家庭学習用のワークシートを欲しがるので与えたところ、喜んで問題を解いて持ってきます。しかし、採点しながら間違えた個所にバツ印を付けると、とても怒って不機嫌になります。どう、対応したらよいのでしょうか?

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A.5歳という年齢で、自分から勉強をしたいと意欲的に取り組む娘さんは素晴らしいですね。喜びで行動できる積極的な芽をつぶさぬよう見守ってほしいと思います。
この時期は、幼児期特有の自己中心的な思考から、「自分で好きなようにやって満足する」ということも多いにあるものです。ですから、間違いを指摘されると不機嫌になるのかもしれません。
まず一生懸命にやったことを認めて、「よくがんばったね!」と褒めてあげてください。それから、「ここがちょっと違うから、もう一回やってみようか?」とやさしく教えていきます。間違いに気づいて直せたら、「できたね!」と、心から喜びを伝えましょう。加点法で触れ合うことが大切です。
そして、娘さんの頭をなでたり、肩に手をおくなどのスキンシップを、笑顔でやってみてください。子どもは“愛されている”とママの愛をギューと感じることで心が安定するのです。
やる気に満ちた娘さんの良いところを認めて褒めたうえで、ただ指摘するのではなく間違っている点に気づくように導いてあげることで、子どもはますます前向きになっていくことでしょう。

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