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Q200.主人の実家で息子の進路の話をされて「帰省ブルー」に…どうすればいいでしょうか?

中2の息子と、小5の娘がいます。

子どもが小さい頃は、夏休みに毎年主人の実家に帰省し、海で遊んだりと子どもたちも喜んでいました。

コロナ禍により数年間行くことができず、昨年久しぶりに帰省しました。主人は、義母の手料理に満足し、とてもうれしそうでした。

実家の近くに住む義姉も来て一緒に食事をしましたが、話題は「〇〇くんはどこに進学するの? 成績はどう?」と、勉強のことばかり。義姉には娘さんがいて、地元で一番レベルの高い高校に通っています。息子は勉強よりも運動が得意で、部活を頑張っています。主人もその頑張りを認めて、応援していますが、私は比べられているようでウンザリしてしまいました。

今年も帰省の日程を調整し、3日間に決まりました。主人はノリノリですが、とっても気が重い私はどうしたらいいでしょうか?

A.ご主人に素直な気持ちを打ち明けてみましょう

もうすぐ夏休み、ご家族で予定を計画されたのですね。夫の実家に一緒に行くことを憂鬱に感じる妻の気持ちを、最近では「帰省ブルー」と言うようですが、ご主人の思いを汲んで、帰省の計画に賛同されたこと、さぞご主人は喜ばれたことでしょう。まずは自分を褒めてあげてください。
一番気が重いことは、お義姉さんの娘さんと、息子さんを比べられることでしょうか? 親としてはわが子を否定されているようで、気分が良くないものですよね。お子さんを思うがゆえの母心だと思います。
そのままではせっかくの夏休みが憂鬱なものになってしまうので、「昨年こんな気持ちがわいてきた」ということを、行く前にご主人に話してみてはいかがでしょうか?

息子さんの頑張りを認めて応援していらっしゃるご主人ですので、きっとあなたの切ない思いを理解してくださることと思います。

そして、実際にそのような話が出た時には、息子さんが今精いっぱい部活で努力していること、今しかできない体験を大事にしていることなどを、ご主人からお義姉さんに伝えていただけるようお願いしましょう。

またこの機会に、息子さんの進学先に関しても、本人の思いを聞いた上で、どのように支えていくかを夫婦で話し合えるといいですね。息子さんもそんな両親の思いを感じ、進学先を決める際の大きな軸となるでしょう。

この先、お子さんが大きくなると、諸々の予定で一緒に行けないことも増えてきます。3日間のスケジュールに自分が行きたい場所なども盛り込んで、家族皆で行ける今を大切に、楽しんできてください。行ってらっしゃい!

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