【公開講演会】親子が笑顔になる子育て―大丈夫!あなたのその悩みや葛藤がタカラモノになる!―
開催日:2017年12月2日(土)
会場:奈良県橿原市文化会館 小ホール
2017年12月2日(土)奈良県橿原文化会館小ホールにて、文部科学省・奈良県・奈良県教育委員会・奈良市・奈良市教育委員会・大和高田市・大和高田市教育委員会・大和郡山市・大和郡山市教育委員会・天理市・天理市教育委員会・橿原市・橿原市教育委員会・桜井市・桜井市教育委員会・生駒市・生駒市教育委員会・葛城市・葛城市教育委員会・明るい社会づくり運動奈良・明るい社会づくり運動(中和・北和・吉野・葛城)各協議会・公益財団法人日本ユニセフ協会のご後援をいただき、家庭教育公開講演会を開催いたしました。
「咲きさかる花のかがやくよう」と万葉集にうたわれ1300年の歴史を誇る古都奈良。日本の国の始まりを体感できる世界遺産に囲まれ、国宝、重要文化財の建築、仏像が数多く残されている地です。さらに、豊かな自然、古代ロマンを感じることのできる場所で、現代と昔が調和した街並みなど、県内各地に心癒されるさまざまな魅力が満ちています。
当日オープニングでは、小学生の「桜井少年少女合唱団」により、「ひょっこりひょうたんじま」をはじめ全7曲が披露されました。とても素直で優しい歌声は、会場の皆さんを温かい感動で包みました。次に、名張市在住の母親から家庭教育と出会い歩んできたことを元に、心に響く実践発表がありました。
その後『親子が笑顔になる子育て-大丈夫!あなたのその悩みや葛藤がタカラモノになる!-』というテーマで、青木益美講師が講演。家庭教育の重要性、そして子どもの成長発達に沿って語ったうえで、家庭での身近な出来事での葛藤、反抗期の子どもと心がすれ違ってしまう葛藤を通して、相手の言動の奥にある気持ちを汲む努力をすることの大切さを伝えました。その積み重ねの中で自分自身に豊かな心が育っていくことを、体験を交えて講演いたしました。
今回、各地域から多数ご来賓の方々がご参加下さり、代表して橿原市教育長吉本重男様より「今の子ども達の現状を踏まえたうえでまず私たち親が学び、家庭に帰ったら実行してみましょう」というお言葉をいただきました。
共催の奈良家庭教育研究所の皆さまには、初めから準備や多方面へのお声かけと、大変お世話になりました。地域で開かれる学習会がますます盛会になりますことを期待いたします。ご尽力くださいました方々、ご参加くださいました皆さまに心より感謝申し上げます。
参加者アンケートより
・オープニングのコーラスに心洗われました。初代所長の小林先生の体験は同じ教職に就く者として、身に沁みました。目の前の教え子、我が子の伸びよう伸びようとする力を信じて見守って行きたいと思いました。(30代・女性)
・実践発表からは、一人で悩まず、信頼できる人に相談することの大切さを学びました。私も青木講師さんと同じ体験、親不幸をしてきました。改めて両親への感謝を深めることができました。(40代・女性)
・いつも子どもに怒ってばかりで自分は悪くないと思っていました。まず、自分が反省しないといけないと思いました。(40代・女性)
・息子夫婦が今、離婚に向かっています。孫の切ない思いが手に取るようにわかります。孫が優しく育ち、悩みをタカラモノにしていけるよう、触れ合いたいと思います。(60代・女性)
(2017年12月28日更新)