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Q107.共働きで子どものことは母親任せ

結婚して11年、共働きで、収入は主人と同じくらいです。

子どもは年長、小2、小4の三姉妹ですが、いつも私にくっついてきます。そのため、主人は子どもたちのことは私任せです。 私は「こういう人だ」と思って我慢してきましたが、1日働いて帰ってきて、その後に育児・食事の支度・洗濯など、私だけが忙しいのは納得できなくなりました。

最近、主人と話す時間もなく、主人に対して冷たい私がいます。このような状態は子どもに良い影響を与えないと思いつつも、どうしたらよいのかわかりません。

 

A.あなたが感じた思いを素直に伝えてみて

共働きで11年、妻として、母として、よく頑張ってこられましたね。
ご主人に優しくなれない、優しくしたいと悩まれるのは家族を大事にしたいと思っているあなただからです。 子どもはお母さんが誰よりも大好きですから、お母さんがどんなに忙しそうでもくっついてくるのです。

ご主人はそんなあなたに全幅の信頼を寄せて、安心して生活しているのでしょう。
しかし、温かい家庭を築くには、それぞれの考え方や生活の仕方をお互いに話し合って、認め合って、理解し合うことが必要です。女性は「見ればわかるはず、手伝ってくれてもいいのに…」と思いがちですが、男性は気付かない場合が多いものです。だから、夫婦がよく話し合うことが大切なのです。

そこで、これからは「今、話していい?」とご主人に聞きながら、お子さんの日常の中の嬉しかったことや好きな物、あなたが感じた思いなど、素直に優しく伝えてみて下さい。
また、家事を手抜かりなく行ういい妻であろうとご自分を縛らずに、「お父さん、子どもの話を聞いてあげて」とお願いすれば、期待に添いたいと頑張ってくれることでしょう。 もし、先に寝てしまっても、ご主人への手紙を置くのもいいものです。朝、あなたから笑顔で、ご主人に「おはようございます」とあいさつしてみませんか。

そんな毎日の温かい触れ合いをしながら、お子さんも交えて、家庭の在り方やそれぞれの家族の役割を話し合う習慣をつくっていきましょう。きっと、ご主人とお子さん達と協力し、助け合っていく温かい家族になれることと思います。

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