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Q143.小学生の孫に娘夫婦のけんかが影響しないか心配です

小学5年生の孫がいます。娘夫婦のけんかが絶えないのですが、先のことを考えると孫の成長には良い影響を与えないのではないかと心配です。祖母としてどのように関わればよいでしょうか?

 

A.優しいおばあちゃんの存在は幸せですね

お孫さん想いの優しいおばあちゃんですね。そんな温かいおばあちゃんがいてくれることは、お孫さんにとっても娘さんにとっても何よりも幸せなことですね。

 

 

まずは娘さんの気持ちを受け止めてあげましょう

確かにお孫さんのことは心配ですが、まずは、娘さんの話をよく聞いてあげてください。娘さん自身もきっとより良い夫婦関係を築きたいと願っているはずです。しかし、思い通りにならずに、つらい思いを抱えているのではないでしょうか。そんな心の内を話すことができれば気持ちも落ち着き、自分の行動はどうだったのかと振り返ることもできるでしょう。
その時に注意することは、娘さんの心を否定しないで、どこまでも寄り添うことが大切です。そんなおばあちゃんのふれ合いによって、娘さんの心が安定し、さらに旦那さんやお孫さんに温かい心でふれ合えるようになるのではないでしょうか。

 

けんかはお互いを知るきっかけをつくる

その上で、夫婦げんかをすることで子どもの心は不安定になり、子どもの成長に影響を与えることなどを優しく伝えることも大切です。
夫婦げんかはマイナスのように見えますが、意見が食い違うことは悪いことではなく、自分の思いを出し合いながら、折り合いをつけ、歩み寄り、互いに許し合う姿を見せれば、何より生きた教科書にもなるのです。

 

子育ての協力者として娘さんを支えてあげてください

子育ての最終責任者は親であり、祖父母の役割はあくまでも協力者です。おばあちゃんだからこその温かさを発揮し、娘さんが努力したところを「あなたも頑張っているね」と認め、まず娘さんの心を安定させる関わりから始めてみませんか。

 

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