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Q204.「手作りじゃないなんてかわいそう」義母の言葉にどう対応すべき?

今年のクリスマス・イブは火曜日で、私は仕事があるのですが、子どものために当日にパーティーをしてあげたくて、食べ物はデリバリーにしようと考えました。

それを同居のお義母さんに話したところ、「あら~、クリスマスにママの手作りが食べられないなんて、〇〇ちゃんたちかわいそうね~」と言われてしまいました。

今は食事のデリバリーは普通のことだし、私はフルタイムで仕事をしているし、小学生の息子たちも喜んでいるのだから、何も問題はないと思います。

お義母さんにわかってもらうにはどうしたらいいのでしょうか?

A:あなたの努力をお義母さんもきっと感じていますよ

お姑さんと同居し、フルタイムでお仕事をしながら子育てをされているとのこと、さぞかし毎日忙しく、努力されていることと思います。そのような中でも休日ではなくクリスマス当日に子どもたちのためにパーティーをしてあげたいと計画されているあなたは、本当に頑張り屋さんで、子どもさんへの思いがあふれているやさしいお母さんですね。

そのような思いで精一杯準備しているにもかかわらず、お義母さんに「子どもたちがかわいそう」などと言われたら、戸惑ってしまうのもわかります。

お義母さんはどのような思いでその言葉を発したのでしょうか。たとえば、今までの積み重ねの中で、母親の手作りが何よりのごちそうであるという価値観を大事にされているのかもしれません。日頃からあなたがおいしい料理を手作りされているからこその言葉かもしれません。そんないつもの様子をご存じで、だからこそ特別な日を特別に過ごしたいと思われたのかもしれませんね。

「家族の時間」を大切にしたい思いを共有してみましょう

あなたも、子どもたちだけでなくお義母さんも一緒に楽しんでもらいたいのではないでしょうか。つまり、2人の願いは同じといえます。

意見が食い違ったときには、こちらの思いをまずは言いたくなりますが、その前にお義母さんはどうしてそのように思うのか聞けるといいですね。言葉の奥にある意外な思いが見えてくるかもしれません。考え方が違うのですから、わかり合うには気持ちを聞いてみるしかないのです。わかりたいと思うあなたの気持ちが伝わると、お義母さんは自分を尊重されていると感じ、きっと素直な思いを出してくれるのではないでしょうか。

その上で、あなたも「家族で温かいものを楽しくいただく時間を大切にしたい」と伝えれば、きっとわかり合うことができると思います。

諸説ありますが、クリスマスはもともと収穫を感謝する冬至のお祝いに家族や友人同士が集まって楽しく会食し、厳しい冬に備えて体力を蓄えるものだったようです。子どもたちにとって、一番のプレゼントは家族皆の笑顔だと思いますよ♪

楽しいクリスマスをお過ごしください。Merry X’mas

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