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70.友達との交流がうまくできない

Q.小学1年生の娘は、学校の休み時間、一人で過ごすことが多いようです。幼稚園で一緒だった友達のほとんどが、隣の学校に通っています。娘から、「寂しい」とか「学校に行きたくない」「いじめられている」という言葉を聞くことはありませんが、私自身が、「友達が少ないことで、社会性が身につかないのではないか」「だれとでも仲良くできる娘でいてほしい」と案じています。

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A.貴女は愛情深い素敵なお母さんです。だからこそ心配なのですね。そこで娘さんが、いつも休み時間を一人で過ごしているのかどうか、一度先生に学校での様子を聞いてみたらいかがでしょうか。実態を見極めることはとても大切なことです。もし本当に友達がいなかったその時は、それを「だめ」と否定しないでください。むしろ今まで一緒だったお友達がいないところ、新しい環境の中で、一生懸命に馴染もうと頑張って努力し学校に行っていることを心から認め、褒めてあげ、抱きしめてあげてほしいのです。そして、お母さんとの毎日のふれあいの中で学校は楽しい所と思わせてあげて下さい。「お友達ができると楽しくなるよね。だから、ママと一緒にお友達をいっぱいつくろうね。お友達は、声をかけないとできないんだよ。ママもね、1年生の時はお友達はあまりいなかったけれど、そのうち沢山できたよ」と話してあげ、一緒に努力していけばいいのです。またお母さんが、人と仲良くする姿をたくさん見せてあげるのもいいですね。そのうちきっと「今日はお友達できたよ!」って帰ってきます。その時は「すごいね。よかったね。お母さん嬉しいな。あなたも嬉しいでしょ」と言って喜んであげてください。

まだ1年生、スタート地点にたったばかりです。これから沢山の経験をして社会性はちゃんと培われてます。大丈夫!

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