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Q176.共働きで小学2年生と5歳、二人の子を育てている母親です。旦那の些細な言動が気になります。

夏休みに入り、学童のお弁当、3食のご飯、自由研究や宿題の丸つけなど、やることが多くなりイライラすることが増えます。旦那も手伝ってはくれているのですが、土日一緒に過ごす時、どうしても旦那の行動や言葉に腹が立ってしまいます。

例えば、「お昼どうする?」と聞くと「そうめんでもいいよ~」と言う主人。それを聞いて私は、私が作ること前提で言われていることと、「でも」って何?そうめんだって、茹でるのあつくて大変なんだけど!と腹が立ってしまいます。些細なことに引っかかっている自分が嫌になり、こんな夏休みが一カ月も続くと思うとそれだけで憂鬱になります。

A.自分が嫌になるのはご主人の言葉を受け止めたいからではないでしょうか。

子どもにとっては待ちに待った夏休み!でも家事や仕事をこなしているお母さんにとってはただでさえ忙しい毎日なのに、3食のご飯の仕度に追われ、夏休みの宿題や課題も見てあげなければならないなど、やることが増えて本当に大変ですよね。イライラする気持ちもよくわかります。

ご主人に腹が立ってきますとのことですが、逆を言えば、どんな行動や言葉を求めていたのでしょうか?

「そうめんでもいいよ~」の言葉は、ご主人にしてみたら、優しさからでた言葉だったのかもしれません。引っかかった「でも」は、例えば、どこかに食べに出かけたい気持ちがあったのか、用意してほしかったのか、ご自身の思いとは違う言葉だったからなのか、ご自分の心を見つめてみてください。引っかかっている自分が嫌になるということは、引っかからずにご主人の言葉を受け止めたいと思っているからではないでしょうか。理解し合いたい自分。仲良くしたい自分をそのまま、自分で認めてあげてください。一人で抱え込み過ぎずに、助けて欲しい時には「助けて」とお願いしてみましょう。  

夏休みを楽しく過ごせるように、まずはご主人と話し合って子ども達にも手伝ってもらいましょう。

まだ夏休みは、スタートしたばかりです。

ぜひ「今日はこうしたいなぁ」という素直な気持ちを言葉にしてみては、いかがでしょうか? 「そうめんでもいいよ~」ときたら「私もそうめんが、いいと思う~」と明るく返して、どちらが作るのかは、それから会話を始めてもよいのです。

時には手間を省いたり、家族での団らんの時間にしたりと、どうぞゆったりと過ごせるといいですね。子どもにとって、心も体も成長する大事な夏休みです。自分の正直な気持ちを出しながら、子ども達にも手伝ってもらい、頑張り過ぎず楽しんでください。応援しています。

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