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Q221.小3の息子のデジタルデトックスを考えているのですが…

小学3年生の息子は、新学期になり、クラス替えの変化になじめないようで、学校から帰ってくると、お友達と遊ぶでもなく、家でゲームをしたり、動画ばかり見ています。学校へは毎日行っていますし、慣れるまで時間がかかる子なので様子を見ているのですが、夜遅くまで起きているようなので、目が悪くならないかなど、身体の成長への影響も心配ですし、このまま友達ができないのではとそんな不安もあります。まずは、デジタルデトックスを考えた方がいいと思うのですが、どのようにふれあえばよいでしょうか。

A:息子さんにとってのスマホとは

新学期、春は環境や生活時間の変化が多い時期ですね。大人でも気ぜわしいものです。変化に慣れるまでに時間がかかる息子さんに心を配っていらっしゃるご様子が伝わってきました。

スマホやゲームの普及による低年齢化は進み、ゲーム利用率は9歳以上で91パーセント、ほぼ毎日利用しているという子どももその半数以上を占め、日常的な習慣となっています。行き過ぎたスマホの使用は、目の不調や、不眠、生活リズムの乱れを引き起こしたり、依存症状をきたしたりすることもあります。デジタル機器との付き合い方は多くの保護者が直面する課題です。

でも、あなたが無下にスマホやゲームを取り上げたりせず様子を見守っているのは、この子には、ホッとする時間が必要だと感じているのではありませんか。息子さんが抱えている不安を一時的にでもやわらげてくれるスマホやゲームは、今の息子さんにはなくてはならない避難所なのかもしれません。

まずは心のデトックス

そのように、息子さんの「いま」に目を向けてみると、デジタルデトックスの前に、まずは、息子さんの心のデトックスが必要ではないでしょうか。

上手く言葉では表現できない子どもですが、頑張っていることはたくさんあります。毎日学校に通っていること。気持ちを解消するためにバランスをとっていること。その努力を認めてあげられると、「よく頑張っているね」と寄り添う言葉が自然と出てきます。

息子さんがそこでポロっと本音を出してくれたときには「そんなことがあったのね」「それは疲れちゃうね」と共感するだけで良いのです。

可能ならば「お母さんはあなたが癒されるなら、スマホをずっと使わせてあげたいけど、あなたの体のことが心配なの」と素直な愛情を伝えてみましょう。

息子さんもお母さん自身も正直な気持ちを出し合うことで、お互いの不安も解きほぐされるのではないでしょうか。

そして、親子でデジタルデトックス

この頃の子どものデジタルデトックスは「親も一緒に」が大切になります。例えば、少しの時間でもスマホを家に置いて、親子で野外に出かけてみたり、また、日常のなかでも、ボードゲームをしたり、子どもの好きなお菓子を一緒に食べながら会話するなど。無理なく、楽しむデジタルデトックスを親子で工夫してみてください。

少しずつ学校に慣れようと頑張る息子さん、その様子を見守っているお母さんですから、今回のことをきっかけにして、お互いに心が成長したり、信頼関係を築いていけると思います。そんな家庭でのふれあいは、きっと息子さんが外の世界で頑張れるエネルギーとなることでしょう。

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