Q111.小学校にあがる子どもが一人で留守番できるか心配です
現在保育園に通っている子どもが小学校に入学します。保育園ではお迎えの時間が遅くても預かって貰えましたので、子どもが家で一人になることはありませんでした。小学校にあがり一人で留守番できるかが心配です。
A.新しい環境が親子をさらに大きく成長させてくれます
小学校入学は、親も子も喜びと期待と不安でいっぱいだと思います。 子どもが一人で留守番することを心配しているあなたは、優しく温かなお母さんですね。
仕事と育児を両立してきたことは、どれだけ大変なことだったでしょう。 このように頑張ってきたお母さんだからこそ、お子さんも母の思いをちゃんと受けてさみしさを乗り越え、保育園で頑張ることができたのだと思います。そのお子さんを信じて、さらにこの入学が親子で大きく成長できるチャンスだと考えてみましょう。
お母さんに感謝してもらえると自信につながる
子どもを迎えてあげられないことは「かわいそう」にも思いますが、大切なことは、お母さんが喜びを持って仕事の意義を子どもに伝え、「いつもお母さんに協力してくれて、ありがとう」と感謝の心を伝えることです。子どもはそれだけで自分もみんなの役にたっているという自信につながっていきます。
日常の瞬間をあたたかい触れ合いにしましょう
お母さんが留守でも、母の心を残すことはできるのです。愛情を感じるのは時間の長さではありません。朝起きた時の「おはよう」、出かける時の「いってらっしゃい」、お母さんが帰宅した時の「ただいま。お留守番ありがとう」などの言葉に思いを込めて、笑顔でスキンシップをする。このような瞬間、瞬間のあたたかい触れ合いを通して、さらに親子の絆が深まっていくことでしょう。