バナー

64.小学校2年生の長男が早起きが苦手で困っています…

Q.小学2年生の長男が、早起きが苦手で困っています。夜早く寝かせたいと思うのですが、共働きのため、どうしても生活リズムが夜型になってしまいます。朝が起きられず、朝食もほとんど取れない状態で、学校の勉強も午前中は頭に入らないようです。早寝早起きの習慣をつけるには、どうしたらいいでしょうか。

i-01-64.jpg

A.基本的な生活習慣をもう一度見直す必要があるかもしれません。小学2年生なら、少なくとも8時間の睡眠が必要です。起きる時間から逆算して「この時間は就寝の時間」と決めて、眠らなくてもいいから床に入る習慣をつけます。

朝、気持ちよく起きるためには、まず何よりも、気分よく寝かせてあげることが大切です。眠る時間が来たら、テレビを消すか、音を小さくして、子どもが眠れる環境を作ります。お母さんが一緒に5分でも10分でもいいのです。スキンシップをし、本を読んだり、学校であったことを聞くなど、子どもの心が安定できるように話しをします。そして、「お休み」と言って、気分よく寝かせてあげて下さい。そんな親の努力の姿を子どもはちゃんと見ています。「お父さんはテレビを消してくれている、お母さんはそばにいてくれている」そう感じるだけで愛情が充電され、安心して眠くなります。そして朝は、お母さんの腕の見せどころ。そばに行って、ほっぺをくっつけて「おはよう」と言ってみたり、「よく起きられたね! 元気で嬉しいわ」と抱き締めたりと、いろいろ工夫をしてみてください。心と時間に余裕があれば朝ごはんも食べられるはず。気持ちよく寝むれて、気持ちよく起きられると、一日も楽しくなるはずです。「お母さん、ボク、もうねるよ!」と言い出す日がきっと来ると思います。

i-01-64.jpg
トップに
戻る