バナー

Q197.娘の宿題を見るのが大変!フルタイムで働きながら家事もしなくちゃ…どうしたらいいでしょうか

娘が4月から小学3年生になりました。早速、宿題が出され、毎日音読や漢字練習、計算問題を頑張っています。私も出来るだけ協力しようと、音読を聞いては判を押したり、算数で分からないところを聞かれた時は、教えてあげたりしてきました。実のところ、私はフルタイムで働いているので、帰宅してからも夕飯を作ったりお風呂を沸かしたりと、することは山ほどあり、毎日宿題をみてあげるのが疲れます。1年生になった次女の宿題もこれから始まると思うと、二人の宿題をみるのは正直気が重いです。どうしたらよいのでしょうか。

A.お母さんだけで抱え込まず周りに協力を求めましょう

仕事をしながら家事に育児にと、毎日頑張っているご様子に頭が下がります。帰宅してからも、家事をしながらお子さんの頑張りに寄り添い、応援したいとふれあっている優しいお母さんですね。見てあげたい気持ちとやるべき家事との狭間で葛藤する気持ちが尊いと感じます。

基本的に宿題は、学校の先生が児童に出すものですが、低学年のうちは、家庭での支援がある程度は必要になりますね。また、学年が上がるにつれて、宿題の内容も難しくなってくると、お母さんだけで抱えるのはとても大変です。「先生に聞いてみて」「算数が得意な○○さんに聞いてごらん」など、周りに協力を求めていくのもよいかもしれませんね。

お子さんと話し合い工夫してみては

仕事で疲れて帰ってきても、自分の宿題に付き合ってくれるお母さんの努力の姿を、娘さんはちゃんと見ています。そして、お母さんと宿題をする時間がとても安心できる時間になっているからこそ、自主的に宿題に取り組むことができるのでしょう。あなたとのふれあいによって娘さんは確実に自立心が育っているといえます。

お母さんが辛そうだったり、イライラしていたら、子どもの心は不安定になり、宿題どころではなくなってしまいます。苦しくなる前に「今ちょっと手が離せないの。後でも大丈夫?」など、正直に子どもに伝えてみてはどうでしょうか。また、家事の役割分担などについても親子でどうしたらいいかを考え、工夫していくことも一つの方法です。意外に話してみると、子どもは子どもなりに、お母さんのことを考えてくれるものです。

お母さんと娘さんとのやり取りを見て、次女さんもきっと宿題に取り組むようになるのではないでしょうか。お母さんの心も大事にしながら、‟一瞬一瞬を大切にという気持ちでふれあってみてください。

 

トップに
戻る