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85.準備の遅い小学2年生の娘に、毎日怒ってしまいます

Q.朝の身支度がなかなか自分でできない小学2年生の娘に「早く○○しなさい」とか「○○はまだでしょ!」などと子どもよりも先に聞いたり、言ったりしていたら「お母さんうるさい」と言われ、私もつい頭にきて「じゃあ、もう何もしゃべらない」と怒鳴ってしまいました。
毎日、こんな事の繰り返しです。

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A.子どもからやろうとする行動の先々に口を出すと、やる気を無くし、言われなければ何もできない子になるばかりか、言われた事もできない子どもになりがちです。
自分の事は自分で考え行動するという自立心を育てることが、親の大切な役割の一つです。自立心を育てるためには「任せる」ことです。子どもを見つめながら、手を貸したり口を出したりしないことです。それには、親も忍耐と努力が必要です。
また、子どもを育てるには、教えることより自分で考えさせたり、試させたり、気づかせる触れ合いが大切です。それには、「着替えはいつするの?」「ゲームは何時までするの?」「○○はどうかしら?」と、「?」マークで尋ねてみてください。
人間の子どもは努力を命として産まれてきています。時には失敗をして味わう悔しさや挫折感も子どもの成長に欠かすことのできない尊い生活となると信じて見守る親の心のゆとりが大切です。

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