Q135.小2の息子がエッチな画像を見ていました。どうふれ合えばよいですか?
小学2年生の長男と5歳の長女がいます。長女が「お兄ちゃんが裸の女の人の写真見てる」と騒ぎ立てていました。すると、長男は「こんなのクラスの男の子は皆見てる」と言いました。主人と相談し、タブレットにフィルターをかけましたが、今後どのようにふれ合えばよいでしょうか。
A.息子さんが順調に成長しているという証拠です
親はこのような場面を見たり聞いたりするとビックリしてしまいますよね。でも、性的な興味は、成長発達に伴い自然とあらわれてくるものですから、順調に成長しているという証拠です。慌てず、怒ったりせず、いつでも相談できるような日常の一コマとしてとらえ、対応した方がよいでしょう。
興味津々な時期です
この時期になると、ある程度男女の違いは分かってきますから、異性を意識したりしますが、それほど性の関心は強くありません。ただ、この時期は好奇心旺盛ですから、クラスの中には、お兄さんがいるなどして、女性の裸の写真を持ってきてみせびらかしたり、いろいろな情報を口にして騒いだりする子もいますが、興味本位で意味も分からず言っていることも多いのです。
家庭内で何でも話せる雰囲気をつくる
この機会を、家庭で性教育を伝えるチャンスととらえてみてください。 まずは、「クラスの雰囲気はどうなの?」「あなたはそれを見たり聞いたりしてどう思ったの?」などと子どもの心を聴いてあげることが大事です。 そして、男女の体は違うこと、女の子はやがて赤ちゃんという命を生み育てる大切な体であること、だから男の子は女の子を守ってあげるのが本当の強さなんだよと伝えましょう。
男性と女性がお互いに、尊重し合い、協力していくことが性教育の基本です。このことは、日常の父親と母親の姿を通して学びます。
何でも話せる親子関係と明るい家庭があれば、大丈夫。どんな情報に触れても自分で考え正しい取捨選択の出来る子どもに育ちます。