Q132.大学を辞めゲーム業界に進むという孫の将来が心配です
保育士を目指して今年の4月から大学へ通い始めた孫(男子)ですが、自分に自信がないと言って6月に大学を辞めてしまいました。家に戻ってからはアルバイトをしていましたが、その後ゲーム業界に進むことになりました。両親はそれを認めていて、何も言わず見守って欲しいと言われていますが、私はゲーム業界と聞くと不安になり、孫の将来が心配です。
A.お孫さんが悩み抜いて出した結論です
お孫さんの将来のことを考えると、おばあちゃんとしては心配になりますね。
保育士を目指す大学を途中で辞めて帰ってきたとのことですが、お孫さんはそれを決心するまでにどれほど葛藤されたことでしょう。やりたいことに向かって模索しながら考え抜いて出した結論なのだと思います。
仕事にしたい内容を訊ねて理解してあげましょう
おばあちゃん自身、仕事に対して「社会に貢献していくこと」を何より大事にされて子育てをしてこられたのではないでしょうか。だからこそゲーム業界と聞くと、わからないだけにお孫さんの将来に対し不安なイメージを持たれているのかもしれません。
おばあちゃんの心配な気持ちは、お孫さんに正直に訊ねてみてはいかがでしょう。「おばあちゃんはこんなことが心配なんだけど、大丈夫?」と心配しているところを具体的に聴いてみて下さい。仕事の内容なども理解できればきっと安心できるのではないかと思います。そして「あなたの好きなこと、得意なことでみんなに喜んでもらえるといいね」と伝えられるといいですね。
ご両親とお孫さんの応援団になる
あくまでも、子育ての責任者は両親であり、祖父母は協力者です。おばあちゃんにできることは、お孫さんを信じて見守っているご両親の応援団になってあげることです。お孫さんの幸せを祈りながら、ご両親が安心してお孫さんとふれ合えるように協力していくことは、おばあちゃんにしかできない大切な役割ではないでしょうか。