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Q159.コロナ禍のなか、一人暮らしで頑張っている娘が心配です

24歳の娘を持つ母です。娘は仕事の関係で地方で一人暮らしをしております。コロナの前は23カ月に1度は様子を見に行ったり、会える時間をお互い楽しみにしておりましたが、コロナ禍になり行き来が出来なくなりました。以前から仕事の大変さは聞いてはいました。仕事があるだけマシなのでしょうが、たまに来るLINEでの「疲れた」と言った言葉が気になり、詳しく聞こうとすると辛そうですが内容は言いません。会えない状況も続きもどかしく、心配ばかりが募っています。

A.ありのままの気持ちを聞いてあげましょう。

本当に心配ですね。

離れているからこそ「今どんな状況になっているのか、食事は?睡眠はとれているだろうか?」などと、思いはつのります。どんなことでも力になりたいという気持ちが伝わってきます。お母さんに疲れたというメールを送るだけでも娘さんは心の転換になっているのかもしれません。

何に疲れているのか詳しくは話してくれないようですが、LINEや電話をしたり、娘さんの好きな美味しいものを送ってあげることも、こんな時には心に沁みるものです。

私を気にかけてくれる人がいる、私は一人じゃないんだと思えると心が落ち着きます。話してくれることがあれば、ただただ娘さんの話に耳を傾け、その思いに共感していきましょう。

お母さんの湧き出るあたたかい思いを大事にしてください

会える時間を2人で楽しんだり、お母さんに弱音を吐いたりできる素敵な親子関係ですね。そのように豊かなふれあいをしてきたからこそ、娘さんは今こうして就職し、一人暮らしをするくらいしっかり自立されているのです。

お母さん自身も人生を歩む中で、様々な人の言葉やふれあいに励まされ、乗り越えてきたのではないでしょうか。娘さんもまた現実社会の厳しさの中で、今、人生の機微を味わっているのかもしれません。会いに行って顔をみるだけでもお互いの安心に繋がります。場合によっては「いつでも帰って来ていいんだよ」というあたたかいメッセージを伝えることもできます。これまでと変わらないお母さんの温もりがあれば、かけがえのない自分を大切にして歩んで行きます。自信をもってお母さんの深い愛情で見守ってあげましょう。

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