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Q120.新婚の時の気持ちを維持するコツを教えてください

結婚3年目です。
ずっと新婚の時の気持ちでいられるコツって、ありますか?

 

A.物事が変化するにつれ気持ちも変化していく

ご主人とずっと仲良くしたいという思いが伝わってきますね。
新婚の時はどんな気持ちを大切にしていたでしょうか?その気持ちが変わってきたと感じているのでしょうか?
お子さんが生まれたりすると環境も変化し、年齢を重ねることによって身体にも変化があります。そのような中で夫婦の思い違い、すれ違いが出てくるものです。
でも、それは自然なことだと思います。

 

 

自分の都合ばかりの会話になってはいませんか?

例えば、妻の夫に対する欲求は、「できる範囲で家事や育児に協力してほしい」「ねぎらいや感謝の気持ちを言葉にしてほしい」「話を聞いてほしい」などがありますが、夫の側からすると、「意地をはらず素直になってほしい」「朝には明るく『行ってらっしゃい』と言ってほしい」「自分のグチを一方的に話さないでほしい」などという事があるでしょう。私たちはお互いに、いつも無意識に相手よりも自分の都合に合わせた言動をとってしまいがちなのです。 そこで、これらのすれ違いを少しでも埋めていくために、コミュニケーションをとっていくことが大切です。

 

心の中を知り合うための『Iメッセージ』

コミュニケーションとは、自分の見方や考え方を相手に伝え、相手の見方や考え方を聞いて、お互いに何をどう考えているのか、心の中を知り合うことです。そのために大切なポイントは“伝え方“です。「このくらいのことはわかりそうなもの」と、直球で批判の心をぶつけると反発しか返ってきません。そんな時こそ「○○してくれたら私は嬉しいわ」「そんな風に言われると私は悲しいわ」という「私」を主語として自分の気持ちを伝える『Iメッセージ』の方が、人は受け取りやすいものです。お互いの思いを伝えて受けとめ合うことで、より絆を深めていくことができるのではないでしょうか。

 

互いを尊重する気持ちのいい言葉かけ

そして実践したいのが挨拶です。特に一日のはじまりには、まず私から「おはようございます」の元気な一言。「行ってらっしゃい」「ありがとう」「ごめんなさい」などの明るい言葉がけが、日々新たな気持ちでいられるコツです。相手をお互いに尊重し、大切に思う気持ちを伝え合えば、ますます素敵なご夫婦になれると思います。

 

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