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Q152.コロナ禍の影響で家族や友達に会えないことが不安です。

70代の主婦です。新型コロナウィルスの影響で外に出かけることが少なくなり、こもりがちになっています。都内に住んでいる息子達も感染を心配して、GWに続き、夏休みの帰省も断念したと連絡がきました。 お正月から、子どもや孫たち(中学生・小学生)に会えない状態で、今度会えるのはいつになるのかと、寂しく思います。 また、毎日の生活の中でも話もできず、人に会えないことが不安です。

A.親を心配する息子さんの想いが伝わってきます

コロナ禍の中、新しい生活をしていくことは頭でわかっていても、今までと同じようにならない寂しさがありますよね。正直なお気持ちを伝えていただき、ありがとうございます。
5月下旬にはすべての都道府県で緊急事態宣言も解除になりましたが、その後も新規感染者数は増加傾向にあります。かわいい孫と会えないことの寂しさや、人と会うことの不安などを抱えている方も多いと思います。
息子さん夫婦も感染を心配し、帰省を断念したとのことですが、その奥の心は、高齢者の感染リスクが一番高く、最悪の事態を考えると、親にはいつまでも元気で長生きしてほしいという、心底親を心配する息子さんの優しさが伝わってきます。

前向きな心で今できることを見つけてみましょう

そして、この先、いつまでこの状態が続くのかという不安もあると思いますが、それより大切なことは、先の不安やできないことを悲観するのではなく、今、できることを見つけようと前向きに心を切り替えてみてください。
例えば、手紙に季節の野菜やお花などお孫さんが知らないようなお話や絵を描いたり、自慢の写真を一緒に送ったり、または俳句などを書いてみてはどうでしょうか。
お孫さんにテレビ電話のやり方を聞きながら、挑戦されるのも良いですね。そのやり取りを見ている息子さんたちも微笑ましく、安心されるのではないでしょうか。

明るい未来のために、今この瞬間を楽しもう!

こんな時だからこそ、お孫さんと自分の心に残る交流が沢山あると思います。
そして「あの時、こんなことがあったね」と笑いながら話せる時がきっと来ると思います。また、朝起きた時、会えない家族に「今日も幸せな一日でありますように」と祈ることも思いが念波となって伝わるでしょう。
今、この瞬間を味わいながら楽しもうと、明るい気持ちで過ごすことで未来も明るくなるのではないでしょうか。

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