Q133.娘の習い事で人と比べたり、羨んだりする私はダメな母親でしょうか?
私はシングルで、小学5年生の娘を育てています。
娘はバレエを習っていて、同じバレエ教室のお子さんとライバル関係にあり、次の発表会でセンターを競っています。
その子の家は裕福で、先生方に贈り物をしている様子ですが、私は大変な思いをして月謝を払って通わせています。
娘は、「○○ちゃんにも頑張ってほしい」と言う優しい子に育ってくれましたが、私は「頑張ってね」と言いながらも、つい「大人の事情もあるから、彼女と同じレベルなら、彼女がセンターになると思う」などと子どもの心を傷つける言葉が口に出てしまいます。
こうやって、つい人と比べてしまったり、羨んだりする私はダメな母親でしょうか。
A.それもお母さんなりの親心です
ダメなお母さんではありません。
人と比べたり、羨んだりするのは、我が子を一番に思う温かい親心からですよね。子どもを愛する素敵なお母さんです。
さらには、子どもを傷つけたかなと反省をして、相談が出来るできるのは、あなたはに豊かな心があるからです。
愛情は伝わっています
毎日、子育て・お仕事・家事と一生懸命されていらっしゃることと思います。
与えられた条件の中で奮闘しているお母さんの姿を通して、愛情が伝わっているからこそ、娘さんの心の中には努力ができる優しい心がしっかり育っているのでしょう。
“今”に目を向けてみましょう
センターになる、ならないという結果にこだわらずに、今、目の前の娘さんの素晴らしさ、また、あなた自身の素晴らしさに目を向けてはいかがでしょうか。
様々な人間関係と出会い、切磋琢磨しているこの事が長い眼で見た時、かけがえのないひと場面になるかもしれません。応援しています。