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Q141.口うるさく気難しい主人と子どもの関係が心配です

小学5年生の息子がいます。
主人は私より一回り上の47歳で、公務員のためいつも定時に帰宅するのですが、帰るなり私にも子どもにも口やかましく、何でも指図するのです。
子どもも主人に気をつかい、玄関ドアが開いた途端にゲーム機を隠し、机に向かいます。料理にもうるさく、おかずに好きな玉ねぎが入っていないとキレて、私のことを罵倒します。
主人から何度も話しかけて来るのですが、答えると小言ばかりなので、こちらからは一切話すことを止めました。ただ、私は黙っていることも慣れましたが、子どもの将来を考えると、とても心配です。

 

A.この時期のお子さんの成長には父親との関係が大きく影響します

毎日よく頑張っていらっしゃいますね。ご自分の思いを口にしないことも、お子さんを大事に思っているからこその努力だと思います。
お子さんは小学5年生、思春期の入り口ですね。確かに、この時期の父親との関係は、お子さんが人間として成長していくために大きく影響していきます。

 

 

家族で会話が弾むよう、言葉にのせて伝えましょう

ご主人はご自分から話しかけてくるとのことですが、うまく表現できずに、伝え方がすれ違っているだけかもしれません。家族で会話がしたいのではないでしょうか。
好きな玉ねぎが入っていないことでキレるというのは、ご自分の存在をアピールされていると思います。お母さんも、ご自分の心を「そういう風に言われると切ない」「悲しい」など、言葉にのせて伝えてみてください。

 

お母さんの姿がお子さんを安心させる

お子さんを想う気持ちは一緒だと思います。そのお二人だからこそ、必ず分かり合えると信じて、まずはご主人の喜ぶことを一つだけでもしてみましょう。お母さんの努力する姿を見て、お子さんは安心することができるでしょう。

 

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