26.産休後の子どもとの触れ合い方を教えてください
Q.子どもがもうすぐ、生後6か月になるので、産休が終わります。子どもを保育園に預けて仕事に復帰しますが、これから、子どもとどのように触れ合っていったらいいのか教えてください。
A.まず、預かってくださる相手を信頼することです。もしも、お母さんに「あの人に預けて、大丈夫かしら?」という気持ちがあったとしたら、それが子どもにストレートに伝わって、子どもまで不安な気持ちで保育園での時間を過ごさなければならなくなってしまいます。相手を信頼し、感謝することが何よりも大切です。
また、「交換ノート」を用意して、子どもの一日の様子をお母さんと保育園の先生との間で報告し合うことも重要です。たとえば、「保育園で誰かにいじわるされた」と記入してあれば、お母さんはノートを読んで子どもの様子が分かります。「きっと、切なかっただろうな。こんなに小さいのに我慢してくれたんだ。ごめんなさいね」と思えたら、子どもを慈しむ心が自然にわきますよね。特に言葉が話せない乳児期は、お母さんと預かってくださる人とで、子どもの様子をありのままに知らせ合うことが大事です。
そして、子どもが大変な思いをしていると分かったら、その心を癒してあげるためにも、一日3回(朝起きたとき、保育園に迎えに行ったとき、夜寝るときなど)は、充分な愛の充電(スキンシップ、愛語、やさしい笑顔)をしてあげてください。そのとき、「今日一日、頑張ってくれてありがとう」と感謝の心でいることが大切です。
Point1.預かってくれる人を信頼し感謝する
子どもはお母さんの気持ちがよく分かります。お母さんが相手を信頼していないと、子どもも不安です。
Point2.愛の充電を忘れずに
お母さんと離れているのは、子どもにとっては寂しいことです。やさしい言葉と笑顔で子どもと触れ合ってください。愛の充電は時間の長さよりも中身の濃さです。