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16.子どもに愛情を持てないときがあります

Q.子どもがほしくて産んだはずなのに、「かわいい」と思えないときがあります。母親として、そんな気持ちを持つのはいけないと思い、悩んでいます。

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A.子育て中のお母さんは、誰でも一度はそんな気持ちになるものです。あまり自分を責めないで、その気持ちも認めてしまいましょう。

お母さんにとって、子どもはかわいらしく愛しい存在ですが、自分の思う通りにならないために、子育て中は神経が高ぶりがちです。その「思うようにならない」という感情をずっと抱えたままでは、きちんと子どもに向き合うことができません。だから、子どもが「かわいくない」と思ったり、ときには邪険に扱ってしまうのです。たとえば、オムツを換えるのも、昨日はニコニコと楽しく換えられたのに、今日は腹立たしくなる。そんな気持ちになった自分を、「私って、どうして子どもに冷たくするんだろう…」と思ってしまう。でも、その気持ちをどうすることもできない。だから、切ないんですよね。

そんなとき、「頑張っているじゃない!」と言ってくれる人が身近にいるといいのですが、どうでしょうか? お友だちやあなたのお母さんがそばにいなければ、地域のお母さんたちでつくる子育てサークルに参加するのもいいことだと思いますよ。「いいのよ。誰だってそういう気持ちになることがあるわよ。一緒に頑張ろうね」と励まし合える人を、ぜひ探してみてください。

完璧なお母さんなんてどこにもいませんよ。お母さんも子どもと一緒に成長するのですから。

Point1.自分を責めない
お母さんであれば、誰でも一度は持ったことのある感情です。自分が異常だと思わないでください。

Point2.仲間づくりをする
子育ての悩みを打ち明けられる人がいると、気持ちが軽くなります。「こんなことを言うのは恥ずかしい」と思わずに、心を開きましょう。

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